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Boeing787に初めて乗ってきた(7)沖縄観光(4/5)

心のふるさとを再訪

そのもう一か所どうしても寄っておきたい所とは、ホテル日航アリビラ

 

このアリビラに初めて泊まったのは15年前。大きくもなく小さくもないちょうど良いホテルの規模、白い壁と赤茶色の屋根の南欧風の建物、異国情緒と開放感あふれる雰囲気、おいしい料理、そしてスタッフの方々のおもてなし。どれもが心地よく、一気にとりこになってしまいました。

 

それ以来、このアリビラはもう何度も訪れていて、我が家にとってはかけがえのない思い入れのある場所。アリビラに行くと「また来た」というよりもむしろ「帰ってきた!」という感覚になります。こう思える旅先があるって幸せです。

 

前回はちょうど2年前の2020年4月に家族で泊まりに行く予定で予約までしていたのですが、ちょうどその頃世の中にまだ得体のしれない新型コロナウィルスなるものが出現し始めてしまい、やむなくキャンセルしていたのでした。その前に行ったのはその3年前なので、最後に行ってからもう5年も経ってしまっています。

 

ですので、今回は私一人なので泊まりはしないものの、せめて足を運びたいと思っていたのです。

 

位置はここです。

 

ニライカナイ橋を15時ごろに出発。アリビラまでの所要時間が高速道路経由でも同じくらいだったのと、沖縄の街並みや景色を感じながらゆったりとドライブしたかったので、東海岸を途中まで北上しながら下道で行きました。


途中、米軍のキャンプフォスターの敷地に挟まれた道路を走っている時に米軍の消防署を発見(Camp Foster Fire Station)。運転中なので写真を撮れませんでしたが、いかつい顔立ちのアメリカの消防車が並んでいて、今にもトランスフォーマーのように変身するのではと、とても迫力がありました。

 

ゆったりだけどノンストップで走って16:30頃アリビラに到着。

 


正面入口。5年ぶりなので感慨もひとしおです。


うーん、落ち着くなぁ。

 


スペインっぽいです(行ったことないけど)。

 


プールサイドでまったりなんて、優雅です。

 


沖縄は4月にプール開き・海開きをするので、ホテル前のビーチではもう海に入っている人たちがいました。私も手だけ海水につけてみましたが、まだ結構冷たかったです。寒がりな私からすると、よく入れるなぁと感心しましたが、きっとリゾートに来たという高揚感がなせる業でしょう。

 

海から戻り、ホテル内のショップで家族へのお土産を購入。ちょうど他のお客さんがいないタイミングだったので、店員さんに今日久しぶりに来た経緯を話すととても喜んでくれました。

 


ちょっと周りを散策。アリビラの横の敷地に、5年前には影も形もなかった星のや沖縄ができていました。スタッフさんにお話を伺うと、1年半前の2020年7月にオープンしたそうです。こちらはフロントのみが入る建屋。

 


こちらは宿泊棟。そそり立つ壁の向こう側に2階建ての宿泊建屋が立ち並んでいます。壁より向こう側には宿泊者のみ入場可能。

 

こちらは宿泊客以外も入れるバンタカフェという名の星野リゾートのカフェ。さらっと覗いてみたところ、目の前に海が広がる絶景のロケーションで、こんなところで飲むお酒はきっと格別なんだろうなぁ、と思いました。あいにく、お客さんが多くて中の写真を撮れる雰囲気ではなかったので、写真はありません。

 

時刻は18時前。もうすぐ日が沈みます。ここの海岸は西向きなので、海に沈みゆく夕日が見られます。綺麗ですね。手前の建物はアリビラの結婚式場です。

 

さて、そろそろ那覇市内のレンタカー屋さんに戻らねば。
「20時閉店なので余裕を持って戻ってきてくださいね。ガソリン給油もお願いします。」
と言われていますので、後ろ髪を引かれながらもアリビラを発ちました。

 

西海岸沿いをずっと南下し、19時過ぎにはレンタカー屋さんの近所までたどり着き、レンタルする際に教わっていた最寄りのガソリンスタンドに行って給油し、無事に車を返却しました。

ちなみにそのガソリンスタンド、セルフではなくスタッフによる給油とはいえ、レギュラーガソリンが1リットル195円もしました。私の自宅近くのセルフはこのころは167円位だったので、30円近くも高い。沖縄はガソリンが高いのか?と後で調べてみましたが、特にそんなこともなく、那覇市内でもこのスタンドは特別高いみたいです。いやぁ、観光地価格ですなぁ。

レンタカー屋さんの近くで見つけた標識。国道58号線沖縄本島を南北に貫くメインの国道だとは知っていましたが、鹿児島から海を越えて繋がっているとは初めて知りました。

こちらのサイト↓に詳細が分かりやすくまとめられていましたのでご参考まで。

trafficnews.jp

 

レンタカー屋さんから気持ちの良い夜風を浴びながら徒歩20分ほどで、今夜の宿であるビジネスホテル、ホテルエアウェイに到着(写真は翌朝に撮影したもの)。名前がいいじゃないですか、エアウェイですよ。今回の旅の目的である787搭乗になんとなく繋がっているような。建物や設備は年季が入っていましたが、受付のスタッフの方はとても感じがよかったです。場所はゆいレール美栄橋駅から徒歩6分くらい。翌日に那覇空港ゆいレールで行くつもりでしたので、ゆいレールの駅から近いところということで選びました。国際通りまでも徒歩7分くらい。周囲にはコンビニが複数あり便利な立地にありました。

 

お部屋。寝るだけなので必要十分でした。

 

ちなみに宿泊料金は3900円と格安で、しかも今回は貯まっていたじゃらんのポイントを使ったこともあり、支払ったのはわずか1700円。本当に安かったです。
高級リゾートもあればこのようにお安く泊まれるところもあり、沖縄はいろいろな選択肢が選べていいですな。

 

夕食は国際通りの飲み屋さんに行ってみようかとも考えたのですが、沖縄はコロナ感染者が比較的多いこともあり、やめておくことにしました。
ということで実際に行ったのは、ホテルから徒歩5分くらいの地元の食堂、三笠。地元のおばちゃんたちが切り盛りしている沖縄の家庭料理を頂ける定食屋さんです。

 

こちらがメニューの一部。

 


沖縄では味噌汁といえばこのような大盛の単品メニューが普通だそうです。これだけでおなか一杯になりそうです。

 


駆けつけ一杯にオリオンビール。今日は一日中移動しっぱなしで程よい疲労感があったので五臓六腑に染みわたります。

 

ゴーヤチャンプルーを頂きました。本当に家庭料理という感じで素直においしかったです。ごはんもゴーヤチャンプルーも共にてんこ盛りで、おなかが空いていたので私にはちょうど良かったです。

 

さあ、いよいよ明日は待ちに待った787に乗ります

 

続く。